向日葵 観賞用ですか?それとも......。

今年も我が家の菜園は、夏野菜の収穫の時期を迎えています。

胡瓜、ゴーヤー、茄子、空心菜などが豊作です。

今年は、畑の隅に妻が向日葵の種をいつの間にか播いたようで、
いつの間にか背丈を超える向日葵に成長しておりました。

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私:「いつのまにか大きくなったね。これ観賞用だけではないよね?」

妻:「もちろん、食べます。」

そう、向日葵は食用でもあるのです。種の中の実を食べます。
ハムスター君もよく向日葵の種をたべますが、我が家では
妻がよく食べます。

中国では、向日葵の種を炒ったりして「中華風」の味付けをしたものが
袋詰めの商品としてよく売られており、日常のお茶受けなどに人気です。

種の部分の殻を歯で上手に割って中の小さな実だけを食べます。
私はへたくそなので、面倒くさくよく食べませんが、子どもの頃より
慣れている妻は、上手に食べます。

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↑中の白い実を食べて殻は捨てます。

向日葵 味:甘 性:平 と多くの本草書に記載があります。

現代栄養的にも、リノール酸のコレステロール低減作用
カリウム:降圧、浮腫改善作用、ビタミンE:抗酸化作用
葉酸:貧血改善など多くの栄養的作用があるようです。

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茄子も今年は上々です。炒めものと漬物に活躍中。

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お花の咲いた、ゴーヤーちゃん。今年は糠漬けが美味しい!!

新鮮野菜を沢山とって夏を乗り切りましょう!

以熱去暑 

梅雨が明けてからも毎日高温で暑い日が続きます。
今月23日は、暦では「大暑」となります。そのあと25日は
土用丑の日、うなぎが食べたくなる時期です。

歳時記などでも、この時期の食べ物は、胡瓜、茄子、トマト
西瓜などみずみずしく、身熱を取ってくれる涼性の食べ物が
主役となっているようです。

所変って、お隣、中国、山東省の一部地域では、この{大暑」
の前後に羊肉湯(羊肉の鍋)を食べる習慣があるそうです。

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羊肉は、漢方薬膳的には身体を温める温熱性の食べ物とされて
います。特に冬に「火鍋」の具としてよく食べられていますが、
四川省などでも、夏の蒸し暑い時期に辛い「火鍋」の具として
羊肉を食べることも多いようです。

以熱去署~暑い時期にさらに熱性の食べ物を摂ることで、代謝を上げ
発汗を大いに促して暑気を追い出そうという、伝統的な考え方です。

ただし、体質的に身体に熱のこもりやすい方、のぼせ易い方などは
逆に暑過ぎてしまったり、ほてり感が抜けなかったりすることがある
ので要注意です。

風邪の時に熱が出ますが、なるべく葱や生姜など温性の物を摂って
発汗させ一時的に熱は上がりますが、発汗させることで早めに解熱
していくやり方にちょっと似ていますね。

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また、ライチ、羊肉、米糟(米を発酵させた粥状のもの、
または酒の醸造の過程で出来る残渣の粥状のもの)などが
夏の暑い時期に食べられます。

米糟はアミノ酸豊富で仄かな
甘酸っぱさが口にし易い食べ物です。
似たようなものに近年注目されている無添加の甘酒なども
同じ様なものですね。

要はパワーをつけて、暑さを吹き飛ばせ~ということでしょう。

暑気払いに~薄荷茶はいかがでしょう

急に夏らしく太陽の照りつける、猛暑日が続くようになりました。

まだ、身体も慣れず、暑さにうなだれてしまう毎日です。

さて、この猛暑を少しでも和らげるような爽快感のあるお茶のご紹介です。

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薄荷茶

その名の通り薄荷の葉だけを使った実にシンプルなお茶です。
ミントティーとも言います。

薄荷は立派な生薬としての顔を持ち、漢方の処方でもよく使われます。
漢方における効能では、性質は「涼」なので清熱作用があります。
また、芳香性に富んでおり鎮静、鎮痙作用があります。
昔から、消化不良、めまい、頭痛、熱の強い風邪などに応用されてきたようです。

薄荷茶はその清熱作用を利用して暑い時期に身体の熱をとって、清涼感を得るのには
最適なお茶と言えます。

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作り方は簡単です。

出来れば生の薄荷の葉を適量用意して、ポットに入れ熱湯を注いで2,3分待ちます。
待ち時間は、お好みで濃く出したい時は長く置きましょう。
グラスや湯飲みに注いで飲んでください。清涼感と共になんとも落ち着く感じが良いです。

葉を多めに取って鍋で煎じ、冷ましたものを冷蔵庫で冷やせばアイスミントティーの
出来あがり。この時葉は、捨てずに冷やすボトルの中に入れておくとよいでしょう。
成分が徐々にしみ出てくる感じが分かります。

もう一品、

薄荷菊花茶

薄荷10g、菊花5g、中国緑茶(銘柄は特に指定しないが、出来れば煎持ちする茶葉が良い)
大きめの急須に材料を一緒に入れ熱湯を注ぐ5分くらいで注いで飲む。

薄荷と菊花を処方することで、「清利頭目」つまり頭や目をはっきりさせるということで、
眼精疲労や頭痛に効果が期待できます。

端午節考

今日は、旧暦で端午節でした。

粽などを食べながら少し端午節について考えてみました。

日本では端午の節句で定着して子供の日となっていますね。

日本と中国の「端午」の共通点、相違点等をみてみましょう。

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粽を食べる習慣は、現代の中国に見られる習俗ですが、そもそも
端午とは何かから見て行くと、戦国時代の詩人、屈原が川に身投げ
して自殺した日が5月5日ということで中国ではそれに関連して
川のほとりの住人たちが遺体が魚に食べられないように粽を川に
投げ入れたことが始まりで粽を食べる風習がつたわっているとか。

また、遺体を早く引き揚げようと船で駆け付けたことが、所謂今日の
竜船競争に引き継がれているとか。こちらは、沖縄や九州地方でも
行われているベーロンなどの起源なのでは。

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菖蒲湯:日本では5日ひお風呂に入れますね。これも実はどうやら
中国由来のようで。中国では古来「浴蘭湯」といって、菖蒲、ヨモギ、
蘭草(フジバカマ)や蒲など(中国の地方によって異なる)の薬草
を湯に入れ邪気・暑気祓いとして沐浴していたそうです。

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現在で沐浴するのは、中国では廃れたようですが、「浴蘭湯」で
手や顔を洗い邪気を払う儀式を復活させるような動きもあるとか。

日本では、端午=子供の日=特に男児の健勝を祈念=菖蒲=勝負
という連想ができます。しかも菖蒲の葉は、平たく剣のような形状を
しており、将に男子の祝い事にはうってつけのものでしょう。

また、実際漢方では菖蒲の根部、つまり根っこの部分を生薬ととして
使います。日本では、菖蒲根、中国では石菖蒲と言われています。
鎮静、健胃、解毒、の作用があります。

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 日本の伝統・習俗の起源をたずねてみると、大陸や朝鮮半島から
もたらされて日本の中で熟成されながら現在に至っているものや、
既にオリジナルが現地では廃れたり、無くなっているが日本いおいて
継承されていたりして、なかなか興味が尽きないですね。

野点中国茶会

先日、休みの日に都内で野点中国茶会に参加してきました。

公園の一角を借りてのまさに、野点で頂く中国茶。

十席に各々、様々な種類の中国茶を味わえるようになっており
参加者は時間内に三席の違ったお茶を楽しめます。

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台湾梨山茶のお席。

お茶の味もさることながら、茶芸の所作、茶器の雰囲気など
素晴らしいお席でした。

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蓋碗で淹れていただいた、「三峡碧螺春」。
台湾の碧螺春だそうです。
爽やかですっきりとした味わいです。
テーブルウエアーもお茶のイメージに合った淡いブルー系で
お洒落に統一。

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工芸茶は、なんと紅茶と緑茶の葉から作ったというミックス。
お湯を注いでしばらくすると花弁が開くように茶葉が開いてきます。
茶水は、紅茶のような色ですが、さてお味のほうは?

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お天気は曇りのすこし肌寒い感じでしたが、心身暖まる、有意義な午後のひと時でした。
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手三里

Author:手三里
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鍼灸のこと日々のこといろいろとお話いたします。
よろしくお願い致します。

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