端午節考

今日は、旧暦で端午節でした。

粽などを食べながら少し端午節について考えてみました。

日本では端午の節句で定着して子供の日となっていますね。

日本と中国の「端午」の共通点、相違点等をみてみましょう。

貍「譁ケ縺。縺セ縺浩convert_20170530220344


粽を食べる習慣は、現代の中国に見られる習俗ですが、そもそも
端午とは何かから見て行くと、戦国時代の詩人、屈原が川に身投げ
して自殺した日が5月5日ということで中国ではそれに関連して
川のほとりの住人たちが遺体が魚に食べられないように粽を川に
投げ入れたことが始まりで粽を食べる風習がつたわっているとか。

また、遺体を早く引き揚げようと船で駆け付けたことが、所謂今日の
竜船競争に引き継がれているとか。こちらは、沖縄や九州地方でも
行われているベーロンなどの起源なのでは。

遶ッ蜊域イ先オエ_convert_20170530220649


菖蒲湯:日本では5日ひお風呂に入れますね。これも実はどうやら
中国由来のようで。中国では古来「浴蘭湯」といって、菖蒲、ヨモギ、
蘭草(フジバカマ)や蒲など(中国の地方によって異なる)の薬草
を湯に入れ邪気・暑気祓いとして沐浴していたそうです。

遶ッ蜊井サェ蠑柔convert_20170530220508


現在で沐浴するのは、中国では廃れたようですが、「浴蘭湯」で
手や顔を洗い邪気を払う儀式を復活させるような動きもあるとか。

日本では、端午=子供の日=特に男児の健勝を祈念=菖蒲=勝負
という連想ができます。しかも菖蒲の葉は、平たく剣のような形状を
しており、将に男子の祝い事にはうってつけのものでしょう。

また、実際漢方では菖蒲の根部、つまり根っこの部分を生薬ととして
使います。日本では、菖蒲根、中国では石菖蒲と言われています。
鎮静、健胃、解毒、の作用があります。

IMG_20170530_170202_convert_20170530225759.jpg


 日本の伝統・習俗の起源をたずねてみると、大陸や朝鮮半島から
もたらされて日本の中で熟成されながら現在に至っているものや、
既にオリジナルが現地では廃れたり、無くなっているが日本いおいて
継承されていたりして、なかなか興味が尽きないですね。

野点中国茶会

先日、休みの日に都内で野点中国茶会に参加してきました。

公園の一角を借りてのまさに、野点で頂く中国茶。

十席に各々、様々な種類の中国茶を味わえるようになっており
参加者は時間内に三席の違ったお茶を楽しめます。

IMG_20170514_143153_convert_20170524213902.jpg

台湾梨山茶のお席。

お茶の味もさることながら、茶芸の所作、茶器の雰囲気など
素晴らしいお席でした。

IMG_20170514_142007_convert_20170524213833.jpg

蓋碗で淹れていただいた、「三峡碧螺春」。
台湾の碧螺春だそうです。
爽やかですっきりとした味わいです。
テーブルウエアーもお茶のイメージに合った淡いブルー系で
お洒落に統一。

IMG_20170514_133249_convert_20170524213610.jpg

工芸茶は、なんと紅茶と緑茶の葉から作ったというミックス。
お湯を注いでしばらくすると花弁が開くように茶葉が開いてきます。
茶水は、紅茶のような色ですが、さてお味のほうは?

IMG_20170514_134416_convert_20170524213712.jpg


IMG_20170514_135249_convert_20170524213803.jpg

お天気は曇りのすこし肌寒い感じでしたが、心身暖まる、有意義な午後のひと時でした。

藤まつり

連休後半の中日、お天気が良いので地元の神社の藤まつりに行ってきました。

DSCN0006_convert_20170504185030.jpg

参道には屋台が出てにぎやかです。

DSCN0009_convert_20170504185134.jpg


DSCN0010_convert_20170504185224.jpg

樹齢およそ200年の1本の老木から伸びた長い藤枝が見事な藤棚を作り
憩いの場となっています。

DSCN0011_convert_20170504185257.jpg
DSCN0015_convert_20170504185335.jpg

池にはたくさんの鯉や亀が遊ぶ、長閑な休日を満喫しました。

台湾研修

IMG_20170312_085543_convert_20170325154340.jpg

3月中旬に台湾へ研修に行ってきました。

今回は、国際フォーラム参加後に台北市中医師公会所属の
お二人の先生のクリニックを訪問・見学することが出来ました。

IMG_20170314_103254_convert_20170325154530.jpg

台北市内、101タワーの近くでクリニックを営む郭先生。
患者さんの脈、舌などを診て診察をすすめます。

IMG_20170314_105530_convert_20170325154626.jpg

左肩に痛みがあり挙上しにくい患者さんに
先ず、反対側の下腿に何本かはりをして
肩関節の動きを観察していきます。
その後、右下腿、右前腕などのツボに刺鍼をしていきます。
このように、疼痛局所を刺激しないはり治療の方法は多く存在します。

董氏奇穴鍼の使い手でもある先生の治療により、患者さんの肩は徐々に
違和感なく挙上ることができるようになりました。

IMG_20170314_115940_convert_20170325154711.jpg

漢方の処方をするとしたらこのようなものになりますと、粉末剤を並べてもらいました。
約束処方になってるもの、単味粉末のもの多様にあり、かつ保険が適用されるということです。

IMG_20170314_124814_convert_20170325154849.jpg

二件目は、台北市の北部にある陳先生のクリニックにお邪魔しました。
「中醫診所」という看板をよく見かけますが、これは、日本風に言うと
「漢方」と「鍼灸」の専門のクリニックといったところです。

IMG_20170314_135341_convert_20170325155054.jpg

腰痛のある患者さんに、はりをした後吸角器で吸引してるところです。
こうすることで、筋肉の緊張を緩和して血行をよくします。

IMG_20170314_141223_convert_20170325155143.jpg

はりを抜いた後、骨盤の歪みを矯正します。

IMG_20170314_141717_convert_20170325155232.jpg

患者さんの主訴は、喉の違和感、痛みなどで、画面右下に漢方の処方も記載されいます。
左画面に症状や脈、舌の状態を記載しています。

台湾では、「漢方」「鍼灸」に保険が適用(すべてではないが)になります。
カルテは大体、電子カルテとなっているようです。

日本とは、医療制度上の違いがありますが、台湾では「中医」が国民医療の中に
支持され、浸透していることを改めて実感したところです。









棗の胡桃挟み~中国紅茶でいただく

3月に入りましたが、まだまだ空気は冷たい感じです。

今日は先日北京から遊びに来た妹のお土産

「大棗挟胡桃」を中国紅茶といただいてみました。
健康食品というよりも、子供のおやつにもよい感じです。

IMG_20170225_113214_convert_20170228175943.jpg

両方とも漢方の処方にも生薬として良く使われます。

大棗:なつめのこと
効能:滋養強壮、利尿、鎮静、鎮痛、緩和
作用:胃腸機能の調整や薬性を和らげる作用等があります。
薬味:温 甘

胡桃:くるみ 漢方では胡桃肉、胡桃仁
効能:滋養強壮、利尿、通便、鎮咳
作用:油脂分があり、タンパク質、ビタミンに富んでおり、
利尿、通便を通した排毒作用があります
薬味:温 甘

どちらも栄養豊富で、甘みがあり、一緒に食べるとサクサクとした
歯ごたえで、よく咬むと口の中で甘みが広がり美味しいおやつとなります。

IMG_20170225_113707_convert_20170228175845.jpg

薬性も「温」ですので、まだ寒い時期、やはり温性の中国紅茶
今日は、「キーモン紅茶」でいただいて、陽気を補いましょうと。
プロフィール

手三里

Author:手三里
仁愛堂ブログへようこそ!
鍼灸のこと日々のこといろいろとお話いたします。
よろしくお願い致します。

最新記事
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

お名前:
メールアドレス:
件名:
ご相談内容:

カウンター
QRコード
QR