大寒~旧暦探ってみる

今日は、暦の上では大寒で、大寒らしく冷たい空気に満ちた一日でした。

お昼休みに、車を運転して往診に出るのですが、フロントガラス越しの
日差しは、春の訪れを少し感じさせるような暖かな気配があります。

旧暦では12月12日、丑月の易の象では、地沢臨つまり二つの陽に四つの陰が
のっかっている二陽四陰の象です。

冬至を境に少しづつ日が長くなるのを感じ、日差しも少しづつ暖かくなります。

確かに冷たい空気や風に当たると、とても寒く感じてしまいますが、
旧暦の象から見て、陽気の段階的な増加を肌で感じ春の訪れを
心待ちにしたいものです。

歳時記には、大寒の頃の植物として「南天」が紹介されています。

「難を転じる」という意味からもお正月の飾りなどにも使われています。

漢方では民間薬的に「白南天」の実を用いて昔から咳止めとして
使っているようで、のど飴としても市販されていますね。

大寒の寒空の下、小さな赤い実をつける南天を眺めつつ
早春の訪れを感じずにはいられません。

南天画像

はじめてのはり・きゅう治療 其伍 風邪とはり・きゅう治療

暖かい三元日を過ぎて、少しづつ寒さが増してきているように感じます。

 この季節は患者さんから、「風邪を引いたのですがはりはできますか?」と言うことを聞かれます。

      結果からいうと、はり・きゅう治療は可能です。

但し注意事項として、動くのも辛いほどの高熱(だいたい39°以上)がでている場合
は肺炎やその他の感染症にかかっている場合が多いので、家で休息をとるのが一番
よいでしょう。

そもそも熱が出たり、咳が出たり、鼻水が出たりするのは、風邪をひいたときの身体の正常な
反応で、身体が風邪を追い出そうと戦っているところです。

風邪の時はり・きゅう治療をする場合の意義は、免疫機能の補助をして
早く風邪を治すことです。ですからはり・きゅう治療で一時的に体温は上がりますが、
微熱でぐずぐず治らなかった風邪には有効です。

治療後は、発汗をすることが多いので、十分に水分補給して家で安静にしているのが
肝心です。

また、栄養を取らなければと、風邪でもたくさん食べてしまう方がいますが、
ほとんど逆効果です。身体が風邪と戦っているのに、さらに胃腸に物が入ってくると、
この臨戦態勢が崩れてしまい風邪が長引きます。

では、どうすればよいかと言うと、水分補給(できれば刺激性のない暖かい飲物)は続けて
1、2食、食事を抜いてじっと寝ていましょう。十分な静養が一番です。
そして、回復してきたら胃腸に負担のない、少量の消化の良い食事をとるとよいでしょう。


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手三里

Author:手三里
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よろしくお願い致します。

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