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身体若要安 三里莫要乾。 「足三里穴」のすばらしい効能

先日、NHKで東洋医学を科学的に解明・説明するという特別番組が放送されました。

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一般の方向けには、美容鍼で小顔になるとか、尿漏れ(過活動膀胱)に陰部の「会陰」
という経穴を使って治療するなどそれなりにインパクトのある内容でしたが、私がやはり
注目したのは、番組後編で紹介された足三里というツボの応用例です。

足三里は、治療者ではなくても知っている方も多く、実際にご自身でお灸をされている方も
いらっしゃるのではないかと思います。
足三里は、われわれ鍼灸をする側でも、日常的に良く使う、「常用穴」と言えます。
というのは、古来より様々な疾患、症状に足三里が使われ、数多くの書物にも紹介されて
来ています。現在知られている治療効果のある症状・疾患でも、消化器系、循環器系
呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、頭顔面部の症状、下肢の麻痺や筋肉痛など多岐に
渡ります。中国・晋代の鍼灸の医学書『鍼灸甲乙経』にはなんと820回以上もの引用
があり、古くから多くの効能が知られていたことがわかります。

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また、特に日本でも健康・長寿のツボとして養生として自分でお灸をすることが
長らく伝えられてきた歴史もあります。

現在では、アフリカで結核の治療に補助的に足三里のお灸をして、治療が展開されている
ということです。

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足三里の効能の科学的な背景は近代になって1930年代、原 志免太郎博士のお灸の
免疫学的研究によってその有用性が提唱されました。

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お灸で皮膚に熱刺激を与えると炭化物質が生成され、それを非自己タンパク質と認識する
ある種の白血球が増えて、活性化されることで免疫力の増強につながるのではないかと
考えられています。

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私の治療でも、患者さんに自宅での毎日のセルフ施灸をお勧めしています。
それは今現在の症状を改善することと同時に免疫力を高めて、健やかな毎日を
過ごせるようにとの考えがあるからです。

                   「針所不為 灸之所宜」

お灸の素晴らしさが日本でも再度見直されて、広まっていくことを願うばかりです。

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