第3回 日本中医学会学術総会に参加して来ました

9月14日、15日の両日、第3回 日本中医学会学術総会に参加して来ました。
今年の総合テーマは「少子化問題を解決する中医学」です。
少子化問題の一つの背景となっている、不妊症、出産、子育ての問題に対する発表・シンポジウムがおこなわれました。不妊症を例にとると、女性の社会進出の増加、定着化→晩婚化の傾向→不妊症の増加、という流れがあるように思われます。
現代医学では、高度先端技術(人工受精、体外受精など)を用いて不妊治療に取り組んでいますが、そのような治療を複数回行ってもなかなか妊娠に至らないケースも多くあることも事実です。
多くの発表では、このような先端的な現代医学の治療と中医学(漢方薬、鍼灸)を併用することによって妊娠率を高めることができる可能性が示唆されました。
現代医学と中医学の併用とは具体的にはどのようなことでしょうか?
続きは次回に
