お茶の時間です 菊花茶
朝からの雨で、梅雨のはしりのような一日が始まりました。
先週末より不注意で少し風邪気味で喉が痛く、頭が重いなと感じていたところ、
西安の義母が菊花を持って来ていたので早速菊花茶にして飲み始めました。
中国の古い薬草の本、『神農本草経』にも「味苦平、治風頭、頭眩腫脹、.......
久服利血気、軽身耐老延年」
と記載されて、古くから薬として用いられて来たことが分かります。

現代的な薬効としては、消炎、清熱解毒、鎮痛作用などがあり、特に風邪、頭痛、などに用いられます。
海南島の知り合いからもらった「海南緑茶」と合わせてみました。

蓋碗に熱湯を注ぐと花が開き、綺麗な感じです。
中国茶の世界では厳密にいうと「茶外茶」になりますが、
緑茶と合わせることで、甘みと苦み、渋みが混ざり合って
美味しい「薬茶」になります。

菊花と言えば日本では9月9日の長寿を祝う菊の節句が有名です。
中国伝来の重陽節とも言いますが、平安時代には菊を飾ったり、
菊花を杯に浮かべてお酒を飲んだりしたようです。
また、日常では食用菊が知られていますが、よくお刺身のつまにも
菊花が添えられるのは、解毒作用があるからでしょう。
先週末より不注意で少し風邪気味で喉が痛く、頭が重いなと感じていたところ、
西安の義母が菊花を持って来ていたので早速菊花茶にして飲み始めました。
中国の古い薬草の本、『神農本草経』にも「味苦平、治風頭、頭眩腫脹、.......
久服利血気、軽身耐老延年」
と記載されて、古くから薬として用いられて来たことが分かります。

現代的な薬効としては、消炎、清熱解毒、鎮痛作用などがあり、特に風邪、頭痛、などに用いられます。
海南島の知り合いからもらった「海南緑茶」と合わせてみました。

蓋碗に熱湯を注ぐと花が開き、綺麗な感じです。
中国茶の世界では厳密にいうと「茶外茶」になりますが、
緑茶と合わせることで、甘みと苦み、渋みが混ざり合って
美味しい「薬茶」になります。

菊花と言えば日本では9月9日の長寿を祝う菊の節句が有名です。
中国伝来の重陽節とも言いますが、平安時代には菊を飾ったり、
菊花を杯に浮かべてお酒を飲んだりしたようです。
また、日常では食用菊が知られていますが、よくお刺身のつまにも
菊花が添えられるのは、解毒作用があるからでしょう。